夢 〜「ライフ・イン・モーション」〜

公開日 : 2008年05月20日 12時50分

「青年よ。大志をいだけ。」(Boys Be Ambitious) クラーク博士のこの言葉を内に秘め、大きな目標に向かって頑張っている人も少なくないのではないでしょうか? 今回、ご紹介する作品は、「めざすは、カンヌ。」この言葉を合言葉に、大学生たちがプロのスタッフたちと一緒に作り上げた一作。  

     

 物語の舞台は名古屋市郊外にある緑豊かな芸術系大学。絵画や造形、写真に映画・・・と、青春の無限大のキャンバスに向かって夢を描いている学生たち。アキラもそんな一人でした。ある日、彼に大任が。日本初の写真家をモチーフにした劇映画制作プロジェクトの責任者に選ばれたのです。でも、そんな企画を提案した記憶はありません。実は、幼馴染で同じ大学に通っているミカが、アキラの名前で提出した企画が学内審査で通ってしまったのです。   

 「はい。この資料読んでおいて。わかった」 結局、ミカの情熱にほどされて(というよりも半ばに強引に引き込まれて)、プロデューサーを押し付けられるアキラ。でも、映画ってどうやってつくっていくのか? それに日本初の写真家、上野彦馬って誰? 劇場映画の製作、それは学生たちには未知の世界でした・・・  

     

 本作は、地元、名古屋学芸大学の製作配給。当然、舞台も大学周辺。見慣れた風景が映画のフィルムを通して銀幕に映し出されると思わずうれしくなります。そして夢の実現に向けてひたむきにがんばる学生たち。地元で、大志を抱き続ける人々(老若男女問わず)を応援したくなりました。  ところで、劇場公開にあたっては、学芸大学の学生さんたちが実際に宣伝活動を行い、劇場運営の一端も担っています。